「Fuse2はGINの中で一番成功したタンデムグライダーです。多くのタンデムプロフェッショナルパイロットが商業にも余暇にも最適だと高評価しました。うれしい一方で、そのグライダーをさらに向上させることは我々にとって挑戦となりました。ですが、開発と試験を韓国、フランス、スイスで始めて1年、やっと満足のいくFUSE3が完成したのです。FUSEシリーズはいかなるコンディションでもテイクオフが素晴らしいと評価をされてきました。また、パフォーマンスや正確なハンドリングにも定評をもらっています。新しい特徴を加えるにしても、それらを維持するのは重要と考えています。
FUSE3において、GINとMyungjinで開発した生地が採用されました。このPUベースの複合材でコーティングされた生地は重さと耐久性の比率が抜群に良く、2年もの間世界中のあらゆるコンディションでテストを繰り返してきました。FUSE2に使われたものよりも軽量であるにも関わらず、耐久性が飛躍的に向上しました。Myungjinの生地がパラグライダーに使用されるのは初めてですが、レスキューパラシュートなどエアースポーツ業界では実績のあるサプライヤーです。
Gin Glidersと同じ韓国の企業ということで、コラボレーションの流れは自然だったと言えるでしょう。MyungjinはPUベースのコーティングを長年にわたり開発してきた企業です。室内での実験が成功し、世界中で多様な試験機で試験が繰り返し行われました。MJ40MFやMJ32MFの生地が空気透過率とストレッチ検査で素晴らしい結果を出しました。Fuse3のようなグライダーでは、この新しい生地が特に有益です。