技術
ゼノに触発された翼型。リーディングエッジからかなり後ろに下がったAライン取り付け位置により、強くつぶれ難いノーズを形成。乱気流を突き進み、それぞれのガストをリフトに変換します。
内部構造は重量と一体感の最適化を図っています。グライダーはコードあるいはスパン方向に変形することなく乱気流を吸収しハンドリングは、最も強烈で荒れているサーマル中も含め常に思い通りに可能です。この剛性とあいまったキャノピーの一体感は信頼感を生み出します。パイロットに要求される事柄を減少させ、その日のXCの可能性をフルに活用することを可能にします。
新しいライザーコントロールシステムは加速時に完全なコントロールを可能にします。BおよびCの両ライザーに働くこの革新的なシステムは翼型を変形させることなくダイレクトで効率的な迎角コントロールを提供します。ライザーからの直感的なフィーリングとフィードバックによりパイロットは乱れた大気中の加速時にグライダーの剛性を維持することができます。
クラス
M7は、たとえ認証レベルEN-Dが主にコラプスラインを使用したことによるものだとしても、EN-Dレベルのパイロット向けのグライダーです。安心感と安全性は下のクラスに近いものです。我々は、単により下のENクラスを達成するためにより潰しやすい構造にすることを全く望んでいないのでコラプスラインを使用しています。実際のコンディションにおける真の性能が我々の第一優先事項です。広範な潰しのテストでは優れた回復挙動を示しましたーM6より良く、クラヴァットする傾向も小さいものでした。
パイロット
M7は、最高レベルのXCフライトに到達しようとしている上級パイロット向けです。下のレベルからステップアップしようとしている有能なパイロットあるいは性能を犠牲にすることなく2ライナーより簡単で優しい挙動を望んでいるパイロットに理想的です。最新のSIVトレーニングを受けている少なくも年間フライト時間が100時間の経験豊富なパイロットに推奨されます。
M7は、間違いなく我々がこれまでに生み出した中で最高の3ライングライダーです。非常に強いコンディションでの長期間にわたるテストの末、その最終的な結果に大変満足しています。核心的な真の性能を持つ強力なグライダー;理解しやすい感覚、俊敏なハンドリングそして高レベルの安全性。