プラスチックロッドのバテンは3部構成で、1本はエアインテークのボトムサーフェイスに配置。アッパーA-Bラインの中間に這わせた2本目で、BGDストロングシャークノーズを構成。アッパー2本目とクロスさせた3本目はDラインポイントの下あたりまで這わせている。翼端クラバットトラブル防止の為、スタビ側11セルはリーディングエッジにのみ。それでもMサイズで5kgは決して重くはない。
新たな導入された「ダブルスキン・リーディングエッジ」は、インテーク下面の生地を折り返しポケット状にして、フラッターを抑え内圧の逆流防止の効果が得られる。Cラインポイントのスパン方向に配置した『ポストCバンド』、リブのサイドベントホールを通し3つの対角線に張り廻る『トリプルフィンガーダイアゴナル』など、BGDオリジナルの最新システムを搭載しキャノピーには皺がほとんど見られない。
R2h700T